広島の当事者会紹介 1:”ついんくる”

~朋さんおすすめ広島の発達障害当事者会~ その1

2015年から福山市で毎月一回開催されている、16歳以上対象の発達障害の当事者会です。

福山市内の公民館やコミュニティセンターで開催されていましたが、2018年5月から場所を移し、福山市西町のエフピコRiM(リム・フクヤマ)2Fの、”しんぐうカフェ” https://shinguu-cafe.amebaownd.com/ さんで、ほぼ毎月第一日曜日に開催されています(変動あり)。
参加費はカフェのワンドリンク代(380円~)。※ブログ画像はイメージです

カフェの入口でついんくる参加の旨を告げて、入場します。開始時間に行けば、オーダーはまとめて取ってもらい支払いは各自になるかもしれませんが、遅れて行く場合はカフェ入口にてドリンクをオーダーし、料金を支払って会場に上がります。わたしは「体調に合わせた薬膳ホット・ティー」からシナモンがブレンドされたものを頼みましたが、暖かいポットでサーブされて、美味しかったですよ。プリンやカップケーキ等のスイーツもあります。

会はフリートーク式。参加者は多く、にぎやかです。聴覚過敏特性のある方は、デジタル耳栓などを持参されてもいいと思います。しんどくなったらちょっと外に出てもいいし、エフピコRiM(リム・フクヤマ)はモールになっているので、他の比較的静かな場所で一息入れて戻ってきてもいいと思います。

 

主催のよつばとさんとは、2017年2月に一度広島市で ”ついんくる” の出張開催をしてくださった際に、幸運にもたまたまその会に参加出来た縁があり、その事が今の ”ぽっぽカフェ” へと繋がっているんです。

その “ついんくる” さんから受け継いだ一番大事なことは、「当事者を守る」という事かなと思います。どういう事かと言うと、発達障害の当事者というのは、例えば、人の言う事を鵜呑みにしやすかったり、目から入って来る視覚情報をそのまま受け入れて信じてしまいやすかったり、それと実際が違うと不信感がつのって強いショックを受けたり、詐欺や勧誘にあいやすかったり、カモにされやすいというような面があります。ですから、そうした面が要因となってトラブルになったり巻き込まれたりしないよう、「お互いを守る」工夫や取り組みが必要になってくるんです。

自己責任と言えばそれまでですが、発達障害の当事者は、特性(特性とは、その特別の性質から生ずる結果に言及する過程で使うことが多い。発達障害に関する書籍や情報では、ほぼ、この特性という表現が用いられています。)上、どうしてもその辺りが弱くて、注意しているつもりがいつの間にかそれに巻き込まれていたりというような話をよく聞きます。意識して頑張っても難しいからこそ、その部分が「障害」と呼ばれている所以でもあります。

その点、”ついんくる” さんでは、連絡先の交換をしない・宗教的政治的な主張をしない・また勧誘をしない などのルールを設けておられ、参加者もそれを納得の上で参加されている方ばかりですから、安心です。
安心というのは、当事者にとっては大事な要素なのではないかと思います。

先日行われた8月度の会では、京都で活動されている”One day cafe.kyoto”さんをお招きし、”One day cafe.Fukuyama” が開催されました。私も参加して来ましたので、その時の様子はまた後日、ブログ記事としてレポートしてみたいと思います。

今月のついんくるは明日9月2日開催、今回は特別ゲストとして古山真紀子さんをお招きし、「発達障害は左利きのようなもの?!」というテーマトークが行われる模様です。この様子は、明日9月2日の14:00~15:00、Facebook経由で動画配信されます。私も楽しみに視聴したいと思います。ちなみに、ついんくるに参加される方の姿は映らないように設定されるとのことですので、参加予定の方も安心して参加くださいね。

・ついんくるの代表よつばとさんのFacebook : https://www.facebook.com/
yotubato.myuki
・ついんくるのwebpage : http://42810twinkle.blog.fc2.com/

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