6月19日開催「生きづらさEXPO in 広島」

暖色系の淡い光のイメージ画像

半世紀ぶりくらいの投稿です←

2022年6月19日 通常の自助会はお休みなのですが、いつもの開催日である第3日曜日、いつもの会場である広島市西区三篠公民館にて、イベント開催します

 「生きづらさEXPO in 広島」

東京、大阪、横浜、岡山、福岡、熊本の、”生きづらさを抱える人たちの場”の主催者・開催者の方々が、広島で一堂に会します

これまでにこうしたイベントは地方では少なく、あっても、当事者企画・当事者運営のものは、ほぼ無かった…と言っていいと思います
(それぞれの登壇者の情報については生きづらさJAPAN”さんのホームページをご覧ください)

生きづらさって何⁉

最近、ちらほら目にしたり耳にしたりする機会が多くなったキーワードだと私(朋)は感じてます
生きづらさとは、要するに生きていくのが困難、生きていくつらみが強い、って意味かなと思います
様々な生きづらさがありますよね
ある意味、変化の激しい現代に生きていくこと自体、みんな生きづらいもんだろって考え方もあると思います
でも、この「生きづらさ」、口にしたりぼやいたり吐露したりするのはあんまり許容されない的な雰囲気、ありません⁉
情けない事だからとかネガティブだからとか、皆つらいんだから、とか…
まぁそりゃそうなんだけどね

でも、その中でも特に、病気、障害、または少数派ならではの苦しみとか、表からはわからない、また一般的には共感もされにくいものってあると思うんです

精神障害、ひきこもり、発達障害、知的障害、学習障害、依存症、性的少数者、難病、内部障害、身体障害もそうだし
障害者の家族、兄弟が障害者である”きょうだい児”、認知症やその家族、ヤングケアラー…etc.
はっきりと名づけられないし診断にも至らないんだけど、でもその人の中ではっきりと意識している ”名状しがたい生きづらさ” とその苦しみっていうのもある

でも、どれも、生きてくのがしんどいと感じてる、そこの部分だけは共通だよねって思います

それぞれの生きづらさや困難はそれぞれにしか分からないものなのでしょうが、それでも、それぞれの苦しさがあるんだな、と…

全国には、そうした当事者のための、当事者による様々な場所があります
今回はその中でも、主に精神障害、発達障害、ひきこもり、のための9団体の代表者と1名の活動者が、第1部で登壇します
第2部は、会場参加者と登壇者を交えてグループトークです
いつもなら会う事もないような、遠方の、共通項を持つ仲間に直接会って話す機会にもなると思います
生きづらさ属性の人の為に、いずれ何らかの場を開いてみたい…という方にも、ぜひお越し頂けたら嬉しいです

コロナでオンラインは日常の一部になりましたが、直接会って話してみないと分からないことだって沢山あるんじゃないでしょうか

来てみんさい、来たらわかるけぇ

現在、遠方からの遠征参加表明も頂いています(広島へようこそ!)
当事者のご家族やご友人の皆さんもぜひどうぞ
支援者の方も歓迎です

予約は不要ですので、当日直接会場までお越しください
場所は、4階の大集会室です
懐かしい体育館みたいな感じの講堂になっています
(出来れば上履きをお持ちいただけると有難いです)

広いです
広いので感染症対策の為の距離も取りやすいです
踊れるくらい広いですが
クラブイベントではないです

でも!

DJいます
広島の発達障害の当事者で、ビートメイカーさん達のオリジナルmixの音が会場に流れます(Chillと言ってリラックスできるジャンルが中心に中心になると思います)

今回、イベントの趣旨に賛同して下さいまし複数のビートメイカーの皆さんから音源協力をいただいています
この場を借りまして再度篤くお礼を申し上げます
本当にありがとうございます
(記事の最後にご協力頂いたビートメイカーの方々のリンクを貼りますので興味のある方はぜひご覧ください)

 

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in 地方 第二弾、第三弾いずれあるかも?

この広島でのイベントは、ポータルサイト ”生きづらさJAPAN” 主宰で東京都在住のなおさんとの繋がりから始まりました
地方の生きづらさ属性にかかわる何らかの活動をされている団体や人々にスポットライトを当てる試みです
当事者同士顔見知りになったりと自然な形で繋がりが生まれたらなと思います
ひょっとしたら生きづらさEXPO in四国とか in北海道とかいずれ、あるかもしれないしね?

広島はその第一弾、打ち上げ花火の役をする事になりました
どうなるかわからんが、やることに意義があるべって感じで

でも、生きづらさに関わることって切実な自分事でもあり
祈るような でも何とかなるさ的根拠もなんもない未来への丸投げ感ありつつ
どこかにパスが繋がればなーとおもって

とりあえずキックオフです
(な-ん この適当なの)

 

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Thanks For Beat Makers !!

Thirsty Girl
SaruBeats
Rick Life
OG
Hamu &Lily‘s
and
MyrSky様(当日DJ)

blog : ぽっぽカフェに参加ご希望の 支援者 の方へ

支援職・支援者の方がぽっぽカフェに参加される場合の参加条件を若干変更しました。


”もしかしたら自分も発達障害かもしれない” と思っておられる
・ 凸凹の特性が強かったり差が大きい事で、ご自分や周りが困っている

支援者
(支援者とは、当事者のご家族や親しい立場の方も含む)


とさせていただきます。

理由は、やはりぽっぽカフェが ”自助グループ” であるためです。
自助グループ・自助会では、当事者性をとても大事にします。
また、指導する者/される者 という、明確な力関係はなく、

参加者がみな”対等な立場”であることが大切です。

なので、参加していただく支援者の方も、その場を囲むにあたり、
支援職・支援者というよりも “対等な立場のひとりの当事者” 
(仮想的なものであっても)

であるということを尊重して欲しいのです。

ぽっぽカフェは、発達障害を持つ当事者のための場所です。
なので、当事者ファーストの姿勢です。
何よりも、世話人も運営もみな “当事者” です。

参加にあたり、診断は下りていなくてもかまいません。
上記の二項目に該当するのが、”障害状態に置かれている当事者”
であると思うからです。

当事者性がないと、やはりどこかで内心、一線を引きながら、
「観察する」ような姿勢に、どうしてもなりがちなのではないでしょうか。
これは致し方ない事のようにも思いますが、そうすると参加者の中にはとても敏感な方もおられますので、「観察されている」視線を感じたり、自分がその立場に置かれているということを意識した途端、リラックスして安心して話せなくなってしまう場合もあります。

ぽっぽカフェでは、参加する当事者の方が安心して自己開示をして
安心して話すことができる場であることを何よりも優先したいのです。

どうぞ、ご理解・ご協力のほどをよろしくお願い申し上げます。


また、

・親御さんやご家族など、当事者にごく近しい方の参加希望の場合
・行政や専門家の見学ご希望の場合
・支援職や支援者の見学ご希望の場合

ですが、いずれも、基本的には上記のような ”当事者性” をどうか意識してご参加頂くようにお願い申し上げます。
当事者の心構えの参加であれば、「皆さんの話を聞きたいと思います」
ということで、特に発言せず対話を傾聴して頂いていても不自然ではありません。

ご自身にも何らかの発達凸凹の特性があることで困惑したり困ったり
周囲を困らせていることがあるかもしれない、という当事者的な視線と姿勢でご参加下さるということであれば、歓迎いたします。
ちょっと面倒くさいかもしれませんが、どうぞ会の趣旨をご理解いただきまして、参加ご希望の際にはどうぞ積極的にご協力下さいますようお願い申し上げます。


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会の冒頭に、

・自己診断名 ・いまの気分 ・何か一言話したい事があれば短めに

この3つを参加者全員で自己紹介を兼ね、順に話していく場面があります。自己診断名、ですので、ADHDっぽいと思いますとか、ADDっぽいかも、、ASD寄りです、など、ご自身の思う発達凸凹特性をお話しいただければそれでokです。



11月の POPPO CAFE 会場

居酒屋を模した会場の画像

”POPPO CAFE”と英語表記になるのは、
セカンドライフでの会のことを指しています。
リアルで開催する会は ”ぽっぽカフェ” 。
ちょっと紛らわしいでしょうか。

Second Life(セカンドライフ)でのバーチャルの会 POPPO CAFE
現実の、広島市西区と安芸郡府中町でのリアルの会 ぽっぽカフェ

です.

11月5日の夜8時から、
NHK Eテレ ハートネットTVで
”発達障害アバター大集合1 自閉スペクトラム症のひと集まれ!”
という番組が放送されます。(夜8時~8時30分)
二夜連続で、翌日の同時間には
” 発達障害アバター大集合2 グレーゾーンのひと集まれ!”。

今日の” 第一夜の自閉スペクトラム症のひと集まれ!” の放送の中で、
ちらっとPOPPO CAFEの様子が紹介されるようです。

番組を見て お問い合わせ→11月のPOPPO CAFEへ初参加 の方が
いるかもしれず、会場のデザインをどうするか、悩みちゅうです。
11月のPOPPO CAFEは23日(土)なので、まだ先なんですけどね。

9月に会の様子を収録して頂いたので、それが紹介されるんですが、
キャンプファイヤーの会場なんですよね。
先月の「居酒屋セット」が割と好評だったし、気に入ってたので
居酒屋のままにするか、キャンプファイヤーに戻しとくか…
どっちでもいいかな!? 番組を見てから決めようと思います。


参加してみたいのですが…

夕暮れの海と帆船のシルエット

お久しぶりです。久しぶりのブログ更新ですw
最近お問い合わせをいただいた事の中に、参加資格についての事がありましたので記事として書いてみようと思います。


「診断はまだなのですが、参加できますか?」
大丈夫です!診断がまだでも、生まれつきの発達の凸凹が強いことに加えて、環境がご自身に合わない為に、ご自分や周りが困っている状態が ”発達障害” と呼ばれるものです。
ですので、それにあてはまると思われるならば、診断がまだであっても当事者として会にご参加いただけます。

「たぶんグレーゾーンかなと思うのですが、参加してもいいのでしょうか?」
大丈夫です。グレーゾーンであっても関係ありません。
ご自身でグレーゾーンかなと思われるなら、未診断であってもかまいません。
当事者としてご参加いただけます。
”発達の凸凹” という共通のキーワードで集う誰もが、対等な立場で参加できるのが “発達障害の自助グループ” です。ぜひ一度いらしてみてください。

「当事者ではなく当事者の子の親なのですが、参加できますか?」
もちろんです。
ぽっぽカフェは発達障害(発達の凸凹+環境のミスマッチ)に課題を抱える当事者の会ではありますが、親御さんにもご参加頂けます。
当日は、会の中でもご案内をいたしますが、ご自身も「何らかの発達の凸凹」を持っているという意味での「当事者」のつもりでご参加ください。
成人当事者達の話の中に何か気づきやヒントを得られるかもしれません。
また、広島市近辺にもいくつかの「親の会」がございますので、そちらの情報などもご案内できたらと思います。

「参加者のおもな年齢層を教えて下さい」
いまのところ一番多いのは30代ですが、下は16歳から上は60代近くの方もおられます。20代の青年層の参加者もいますし、世話人は40代で他にも40代が数人おります。
(当事者の場合は)16歳以上であれば何歳でもOKですし、参加年齢上限もありません。
支援者(当事者の親御さんも含みます)の場合も同様で、参加年齢上限はありません。

「セカンドライフ」での会の開催の様子

10月16日に第1回目・11月24日に第2回目を開催した、オンラインゲーム「セカンドライフ」での発達障害の当事者会。

ハートネットTV「自閉症アバターの世界」「続 自閉症アバターの世界 解放の地を求めて」番組中にて、アバターでの会の様子(←昨年放送)と現実世界(リアル)での会の様子と両方が紹介された(今年放送)ので、会でどんな事をするのか、どんな様子なのか、知らない方にもだいたいの雰囲気はなんとなく伝わったんじゃないかなあと思います。

多くの当事者会(正確に言うと自助会、自助グループ:Self help Group)では、フリートーク形式、時にはテーマトーク方式で、場合によっては支援者を交えながら当事者同士でお話をする訳なのですが、オンラインゲームの中でも、会の進行はほぼ変わりません。初参加の方がいれば簡単に自己紹介をして、だんだんポツポツ会話していく。時間が経つにつれ会話が増えていって、時には少しつっこんだ内容になったり…。

でも少しだけその様子には違いがあります。

それは

・自己紹介が最小限度
名前はアバターの上に表示されていますし、名札のニックネームの字が小さくて読めなああい!(←ナントカルーペ)という事もない。リアルの会だと ”自己紹介ですら喋りすぎてしまう” という凸凹特性の人でもずーっと大量にチャットを打ち続けるのって、まず無いです。

・全員で同じ話題を追える
リアルの会では、進行につれて会場のあちこちで様々なテーマの会話が生まれ、混在してとても賑やか(聴覚過敏の人にとっては騒がしい状態)になりますが、セカンドライフではテキストチャットの為か、違う話題が同時進行で混在したまま進むということが少なく、参加している誰もが会話の内容を把握しやすい。わからなくなっても、会話のログをたどり、読み返すことができますしね。

・ハズしてもスベっても誰も気にしない
会話が少しくらい前後しても、ちょっとハズした事言っちゃったかな?と思っても、チャットラグなどもありますし、案外誰も気にしていません。

・自分のことを語りやすい
例えば飲み屋で目の前のグラスを見つめながら話をするというような(例えです)、そういう話しやすさがあります。自己開示のハードルはリアルよりも下がるのではないかと思います。

・人間ではない何かが混ざっている
アバターですからね。笑 そこが楽しいところです。

最後のは半分冗談ですけれども、そういった点がリアルの会との違いかな~と思います。

最後に、ツイキャスなどのオンライン会との違いは何かをお話ししますと、それはそこに「自分も」「同じ立場で」「リアルタイムで場に」参加しているという、フラットな双方向感と実感ではないかな?と思います。

SkypeやZoomもそうと言えばそうなのですが、アバターを自己の代理で ”同じ場に集わせる” 、疑似体験(仮想体験)という点で、リアルの体験により近いものがあると思います。
Zoomだと双方向ではあるのですが、司会やファシリテーションしている人以外に参加者が会話を先取りして回そうとしてしまいせわしなくなる…といった事が時に起きがちですが、そのような心配もありません。

ちょっと長くなってしまいましたが、オンラインゲーム「セカンドライフ」での自助グループの様子、また折を見ながらこれからもご紹介していきたいと思っています。

仮想空間「セカンドライフ」での当事者会

NHKハートネットTV「続 自閉症アバターの世界 ~解放の地を求めて~」をご覧になり、セカンドライフでの当事者会に参加を希望される方へのお知らせです。次回の、セカンドライフでの発達障害当事者会 POPPO CAFE の開催は…

・日時 11月24日(土)20時ごろ~22時ごろ
・場所 追って個別にお知らせいたします

セカンドライフにアバターを作り、ログインされた後に、アバターの名前をお知らせ頂ければ、個別に場所をご案内差し上げます。
(twitter ID : @poppocafepopo)
(メール:poppo_cafe_toujisha-0409@yahoo.co.jp)

セカンドライフを楽しむには、インターネットの環境と、ある程度のスペック(機能)のPCが必要です。今は残念ながら、まだスマートフォンではお楽しみ頂けない状況です。

お手持ちのPCでセカンドライフができるかどうかは、こちらのサイトでご確認くださいね。→System Requirements

セカンドライフへの登録がけっこう複雑だと感じる方もいらっしゃると思います。セカンドライフは米国リンデン社の提供で、英語ベースなので、公式サイトの日本語翻訳表記も最小限度ですし、分かりづらいと感じる事もあるのではないかと思います。そんな時には番組にも登場された、エレクさんのブログがおすすめです。

エレクさんのブログより

SLの始め方
① 公式ページを開こう
② セカンドライフに登録しよう
③ ダウンロード
④ インストール

ぜひこちらをご覧になってトライされてみてください。

まずはセカンドライフのアプリ(ビューワーと言います)をインストールされ、手順通りに進めて、アバターがセカンドライフの世界に無事ログインできたら成功です。そうしましたら、主催の朋まで、あなたのアバターネームをお知らせください。POPPO CAFEの場所をお知らせ致します^^

発達障害当事者会フォーラム2018 in広島 レポート

2018年10月7日、広島市の大手町JAビル10F講堂にて、第三回目の「発達障害当事者会フォーラム」が開催されました。
主催は発達障害当事者協会。2016年に第一回目が東京で開催され、第二回目は大阪で開催、そして第三回目の今回は広島にて開催されました。

これまで、こうした大きなフォーラムや大会などは東から順に来ても大抵は広島を通り越して福岡に行ったり、はたまた高松で開催されたりすることが多かったと思うのですが、今年は広島は当たり年?だったのか、発達障害学会(7月、福山市で開催)、当事者会フォーラム(10月、広島市開催)、引きこもり全国大会(11月、同じく広島市で開催)。たまたま重なったようですが、めったにない事で、偶然とは言えなんか「波が来てる?」感を感じました(個人の感想です)。

~~~~ざぶーん!~~~~

”発達障害当事者会フォーラム2018 in広島”当日の模様やレポートはFacebookなどにもupされておりますしググれば出てきますので、このブログではわたし個人の感想をシェアしてみたいと思います。

フォーラムは第一部・第二部と分かれていまして、第一部は ”当事者と社会のつながりをどう構築するのか” というテーマでのミニシンポジウム。
その中で特に印象に残ったのは、青木省三氏の「人はみなグレーゾーンの存在である」という言葉(←投げかけだと思いました)と、御旅屋達氏の「お互いに視点を変えながら、相手の立場に自分が立つ可能性もあると考えてみる事も重要である」(←提案だと思いました)という言葉でした。

また、第二部は、中四国~九州の発達障害当事者会のうち、いくつかの会の代表が登壇して話し合うというフォーラムでしたが、わたしも、福山のついんくる代表よつばとさんと共に、広島の発達障害当事者会の主催者として登壇させていただきました。
途中から、フリートーク形式でマイクが回り、その際に興味深くて濃い「実際のリアルはこうだ」という本音トークがいくつも飛び出してきて、それが良かったですね。

山陰スモステの会のマルさんがポイントポイントでツボを押さえて話を回してくださったし、よつばとさんの自然なファシリテーションも良かった。
このような場では、それこそ『空気を読みあった無難であたりさわりの無い優等生的な』スピーチがありがちなものだと思いますが、良い意味で、発達障害特有の『空気を読まない、ストレートな』コミュニケーションや会話が生きたのではないかしら…と思います。

また、遠方の発達障害当事者会の方々と一堂に会して話すことなどまず無いので、お会いできるだけでも有難かったし、お話できて貴重な機会になりました。

ちなみに、これは裏話なんですが、昼休みにお弁当を食べながら第一部・第二部の登壇者の皆さんと控室でお話した際、まるで部活の控室ででも話しているようなノリと雰囲気でした。そして、その際に話した事が、第二部の当事者同士のフリートークの中にもそのまま出てきていたんですよ。

終了後の打ち上げでは、普段お会いする事のない、見えないところで発達障害の福祉のために尽力されている方と、たまたま向かい合わせの席になり、お話できる機会があったのですが、なんだかお礼を言うのも変だったかもしれないのですが、お話をお聞きしていて思わず「昼夜問わずお仕事大変な時もあると思いますありがとうございます」と言ってしまいました。
さわやかにニコッと笑われて、たいへんまぶしく感じました…。アウウ ちょっと舞い上がってしまって、隣のひとの茶わん蒸しまでうっかり食べそうになってしまったことは内緒です(匙を入れそうになって気付いてそっと蓋を戻しました)。

7日翌日の8日には、府中町のふれあい福祉センターにて、7日にグラフィック・ファシリテーションを担当してくださった、でむさんにグラフィックファシリテーション基礎講座 入門篇」を開いて頂きました。
その模様は、8月13日に福山市で開催されたグラフィックファシリテーション基礎講座の様子とともに、また後日記事にしたいと思います。

また、朋さんおすすめ広島の当事者会紹介も、順に、やっていきたいと思っています。

ちょっと長くなっちゃいましたが、今回も読んでいただいてありがとうございました。

広島の当事者会紹介2: ”じじょかい(仮)”

~朋さんおすすめ広島の当事者会~ その2

ぽっぽカフェとほぼ同時期に立ち上がった発達障害の当事者会です。
主催・代表世話人のむいむいさんも発達障害の当事者。
広島市南区の産業会館内で、毎月第四土曜日に開催されています。
就労支援のWJさんの社内会議スペースで行われており、就労されている方や就労チャレンジ中の参加者も多いです。
わたしもたまに参加させて頂くのですが、部活のような・課外活動のような、和気あいあいとしたリラックスしたムードで、いつもほっとします。

話題は特に決めず、その時の流れに応じて会話が進むフリートーク方式ですが、その日の状況や話題によっては、テーマトーク的流れになることもあります。

初参加の方が多い場合には、最初にアイスブレイクと言って自己紹介を兼ねたような簡単なカードゲームをされる事があるようです。
わたしが初参加した時にもアイスブレイクがありましたが、なかなか面白かったです。
雑談的な「自分の話」をすることで、緊張が解ける効果があるんですね。

ハロウィン的な画像は、この時期の記事だからというのもありますが、じじょかい(仮)の第一回・初回のポスターがどこかハロウィンっぽい雰囲気のデザインだったからなんです。むいむいさんは、科学好きのオカルト好きな人で、酔って話すそういう話題がまあおもろい!(酔ってなくても個性的なおもしろい人)んです。
会の名前の、じじょかい(仮)は、とりあえずのネーミングだったそうなんですが、変えるの?と聞いてみたところ、「ん~ このままでもいいかな~、ウチらしいかなと思う」とのことでした。
最初、じじょかい(仮)の初回告知ポスターを見た時、やった!と部屋で小躍りしました。むいむいさんらしい感じがしてそれが何か嬉しかったんですよね。

じじょかい(仮)、お近くの当事者・支援者の方、また、興味を惹かれた方はぜひ参加してみてくださいね。

広島の当事者会紹介 1:”ついんくる”

~朋さんおすすめ広島の発達障害当事者会~ その1

2015年から福山市で毎月一回開催されている、16歳以上対象の発達障害の当事者会です。

福山市内の公民館やコミュニティセンターで開催されていましたが、2018年5月から場所を移し、福山市西町のエフピコRiM(リム・フクヤマ)2Fの、”しんぐうカフェ” https://shinguu-cafe.amebaownd.com/ さんで、ほぼ毎月第一日曜日に開催されています(変動あり)。
参加費はカフェのワンドリンク代(380円~)。※ブログ画像はイメージです

カフェの入口でついんくる参加の旨を告げて、入場します。開始時間に行けば、オーダーはまとめて取ってもらい支払いは各自になるかもしれませんが、遅れて行く場合はカフェ入口にてドリンクをオーダーし、料金を支払って会場に上がります。わたしは「体調に合わせた薬膳ホット・ティー」からシナモンがブレンドされたものを頼みましたが、暖かいポットでサーブされて、美味しかったですよ。プリンやカップケーキ等のスイーツもあります。

会はフリートーク式。参加者は多く、にぎやかです。聴覚過敏特性のある方は、デジタル耳栓などを持参されてもいいと思います。しんどくなったらちょっと外に出てもいいし、エフピコRiM(リム・フクヤマ)はモールになっているので、他の比較的静かな場所で一息入れて戻ってきてもいいと思います。

 

主催のよつばとさんとは、2017年2月に一度広島市で ”ついんくる” の出張開催をしてくださった際に、幸運にもたまたまその会に参加出来た縁があり、その事が今の ”ぽっぽカフェ” へと繋がっているんです。

その “ついんくる” さんから受け継いだ一番大事なことは、「当事者を守る」という事かなと思います。どういう事かと言うと、発達障害の当事者というのは、例えば、人の言う事を鵜呑みにしやすかったり、目から入って来る視覚情報をそのまま受け入れて信じてしまいやすかったり、それと実際が違うと不信感がつのって強いショックを受けたり、詐欺や勧誘にあいやすかったり、カモにされやすいというような面があります。ですから、そうした面が要因となってトラブルになったり巻き込まれたりしないよう、「お互いを守る」工夫や取り組みが必要になってくるんです。

自己責任と言えばそれまでですが、発達障害の当事者は、特性(特性とは、その特別の性質から生ずる結果に言及する過程で使うことが多い。発達障害に関する書籍や情報では、ほぼ、この特性という表現が用いられています。)上、どうしてもその辺りが弱くて、注意しているつもりがいつの間にかそれに巻き込まれていたりというような話をよく聞きます。意識して頑張っても難しいからこそ、その部分が「障害」と呼ばれている所以でもあります。

その点、”ついんくる” さんでは、連絡先の交換をしない・宗教的政治的な主張をしない・また勧誘をしない などのルールを設けておられ、参加者もそれを納得の上で参加されている方ばかりですから、安心です。
安心というのは、当事者にとっては大事な要素なのではないかと思います。

先日行われた8月度の会では、京都で活動されている”One day cafe.kyoto”さんをお招きし、”One day cafe.Fukuyama” が開催されました。私も参加して来ましたので、その時の様子はまた後日、ブログ記事としてレポートしてみたいと思います。

今月のついんくるは明日9月2日開催、今回は特別ゲストとして古山真紀子さんをお招きし、「発達障害は左利きのようなもの?!」というテーマトークが行われる模様です。この様子は、明日9月2日の14:00~15:00、Facebook経由で動画配信されます。私も楽しみに視聴したいと思います。ちなみに、ついんくるに参加される方の姿は映らないように設定されるとのことですので、参加予定の方も安心して参加くださいね。

・ついんくるの代表よつばとさんのFacebook : https://www.facebook.com/
yotubato.myuki
・ついんくるのwebpage : http://42810twinkle.blog.fc2.com/

つながる

どうも、「ぽっぽカフェ」って名前なのにコーヒーも何も出てこなくて各自ドリンク持ち込み持参の当事者会「ぽっぽカフェ」の朋です 笑。

次回の記事で、代表世話人、朋が行ってみた広島の発達障害当事者会についてレポートしてみようと思います。今回の記事じゃなくてなぜ次回w

発達障害の当事者会(自助会)において、わたし自身、大事かなぁと思っている点がいくつかありまして、その中に、

”議論の場ではないので議論に終始してジャッジをしない”
”政治的な意見を押し付けない”
” ましてや、政治や宗教への勧誘をしない”
”意見が違う人にお説教や否定をしない”
”当事者の苦手特性への配慮(臨機応変な対応力を各自に要求しない、その他)”
などがあります。

様々な会の形があるとは思いますが、ぽっぽカフェとしては、そうした事をしない会と相互につながって行きたいなあと考えています。
会を選ぶのは参加者です。だから、いろんな会が存在するのは、それはそれで広島の発達障害当事者(自助)会界隈?が温まるからいいのです。(良くないかな?ダメと言う人もいそう)
ぽっぽカフェとしては、積極的には連携しないというだけです。
参加する側が納得して通い、行ってよかった参加して良かったと思えばそれで良いのです。ただ、例えば、議論で政治的な主張を押し付けたり、お説教や否定をしたりするのであれば、会の告知内容にその旨を明記したほうがより親切な案内なのではないか?と思うことがあります。
参加側であらかじめ雰囲気を予測することが出来るからです。

(注意:中には実際に政治団体への加入を促されてしまったという方もいます。勧誘にあった方から直接お聞きしました。具体的な団体名を書くことは出来ませんが、websiteを見ただけでは分からず、実際に何度か足を運んでみて判明することがあります。)
(補足:信仰を持つことや政治活動をする事自体がいけないと言っている訳ではありません。利害関係のない、会の人間関係のつながりをそこに利用しようとすることが、いけないのです。当事者会・自助会・自助グループとは、そのような目的の場ではないからです。)

あと、実際には無いことを誇大広告のように書かないという事も大事だと思います。これは社会的な良識でもあるし、誠実性でもあるし、視覚優位特性を持つタイプの発達障害当事者は文字で目に飛び込んできた事をそのまま信じて受け入れてしまいやすく、実際と違っていた場合には、がっかりしたり不信感を抱いたりしやすいという面があるからです。

これらは、あまり良い事ではありませんし、紹介には、紹介する側にもそれなりに責任が伴うものだとも思います。(全責任を負うという意味ではありませんよ)

…と、言う訳で、これから、安心して参加できる、わたしのおすすめの広島の発達障害の当事者会(自助会・自助グループ)を折を見ながらいくつかご紹介していきたいと思います。

ほんではほんでは~。